引渡しを終えて、「我が家の家づくりとは何だったのか。何を大切にしたのか」を振り返り。
夢のマイホームに住んで半年が経過しました。
日々、幸せを噛みしめています。
苦労も多く、夫婦喧嘩もしたけれど。
こうして満足のいく家に住めて幸せ。
さて、今回はそんな我が家の家づくりを振り返ります。
改めて、「なんで注文住宅を建てたんだろう」と考えることがあったため、備忘がてら記事にしようと思い立ちました。
お前の備忘に興味はない!
とは言わずに「これから注文住宅を建てよう!」と、そんな勢いドンドンな方にとって少しでも得るものがあるように書きます。
どうぞご笑覧ください。
↓自己紹介です↓
家づくりで大切にした3要素
それでは早速、3つの要素を記載します。
- 寒くない家
- 地震に強い家
- やりたいことを詰め込んだ家
優先順位も大体このままです。
詳細は順に解説しますね。
その前に、土地選びで気を付けたポイントはこちらへ。
土地探しって難しいですよね。
私たちも悩みました。
そんな経験から、一般的に言われていそうだけど、忘れがちなポイントを書きました。
【実例】家族が安心して楽しく暮らすための土地選びで気を付けたいポイント|マグブログ (magmagblog.com)
では、ここからは建物に焦点をあてて書き殴ります。
ちなみに、土地選びでは日当たりも意識しました。
もし興味のある方はご参照ください。
【南東向き】日当たりで優先したこと|マグブログ (magmagblog.com)
寒くない家
それではなぜ、寒くない家を目指したのか。
答えはただ一つ。
妻が冷え性だから。
それだけです。
夫は寒さ耐性MAX。息子もおむつで走り回っている。
妻が毎年のようにひどいしもやけができており、せっかく自分たちの家を建てるなら、寒くない家にしようとなったわけです。
個人的なポイントとしては、寒くないという点。
抽象的ですよね、○℃を下回らないとかではない。
・凄く暖かい家でもなく、寒すぎない家。
表現が難しいですね。
アドバイスをふまえて、色々やった結果「あんまり」寒くない家になりました。
1月の真冬に、夜暖房を切って就寝。朝起きても15℃前後をうろついています。
今のところ室内温度の最低記録は13℃です。
暖房をつければもちろん快適な空間になります。
ただもう少し、寒くない家になるかと思ってました。
ちなみに、何をしたのか。
それは、
付加断熱
というオプションを導入しました。
漢字の通り、断熱材を付け加える。
我が家は、「ネオマフォーム」を追加。
厚みは確か30mmだったはずです。
Twitterの重鎮方々は、30mmを遥かに凌ぐ厚さで付加されているようでさすがです。
我が家の場合、信頼する建築士さんからこれをおすすめされ、「いや、もっと厚くして。金は積む!」とは言えませんでした。
「裏付ける知識(金も)がなかった」と同時に十分かな、と思ったから。
ちなみに、今回は、▲mm断熱材を厚くしたら、室内が□℃あがるみたいな記載は避けます。
分からないし、実験していないから。
もし、寒くない家を目指している方がいれば、一緒に家づくりをしている方に断熱材について相談してみてください。
ちなみに、断熱ともう1要素、
気密性
も高めていただき、工務店には感謝しています。
地震に強い家
なぜ地震に強い家にしたのか、その理由。
大きい地震が比較的起きる地域だから
これに尽きます。
私は、家というのは住んでいる家族を守るという側面もあると思っています。
もちろん、昔に比べて建築技術が発達しているので、バタンバタンと家が倒れることはないと思います。
ただ、身をもって大きい地震を経験している私からすると、新居の耐震対策は必須でした。
それを建築士に相談した結果、
制震ダンパー
というものを紹介いただき採用しました。
我が家の場合は、30万円しました。安くないオプションです。
しかし背に腹は代えられない思いで導入しました。
制震ダンパーを30万円で導入した経緯と理由|マグブログ (magmagblog.com)
ただ不思議なもので、引越してからというもの大きい地震は起きていません。
確か震度1が何回か。
その時は「え、揺れた?」って感じです。
地震は無いに越したことはありません。念のため備えをした、という感じです。
後から補強するのは大変ですからね。
2022/3/16 福島県沖を震源とするM7.4の地震がありました。我が家も相当揺れましたが、被害なし。ひとつモノが落ちただけでした。制振ダンパー様様です。
希望を詰め込んだ家
やりたかったこと、それは
造作無垢材キッチン
前述した性能はもちろん大切。
ただ、せっかくの注文住宅なので振り切ったお気に入りポイントを作ろうとなりました。
間取りを考えるなかで、ぜひこれはやりたい!と夫婦で盛り上がってしまい、そのまま突っ走りました。
普通、キッチン水回りに無垢材は使わないよなぁとも思いながらも、メンテして経年変化を楽しみたいという気持ちが上回りました。
ちなみに、キッチンに関する記事はいくつかあるのでそちらもあわせて参照ください。
これからも大切に、メンテナンスしていきます。
万が一、天板がズタボロになっても受け入れます。
(おまけ)ウッドショック影響
ブログのトップにも書きましたが、我が家はウッドショック影響を大きく受けました。
一時は家づくりすらどうなるか・・・といった状況。
当時は絶望しましたが、今思えば、まだ傷は浅かったのかなと。
現下のインフレが凄まじいですからね。
そんなウッドショックの記事は以下を参照ください。
家を建てることの意味
正直、引渡し前も、今も、時々思うことがあります。
それは新築の注文住宅を建てる必要があったのか。
ということ。
世の中には様々な「家」があります。
新築、中古
戸建て、マンション、アパート
持ち家、賃貸、実家
果たして何が最適なのか、グルグル巡るときがたまに。
しかし、そのように想いが逡巡しても、最終的には新築の戸建てを建てて良かったと帰結します。
今の自分を合理化したいから、という理由ではなく。
自分がどのような暮らしをしたいか
また家族とどのように暮らしたいか
私の場合、これを考えると、やはり今選択した道と同じ結論になります。
さて、それが正しかったのか。
その答え合わせはこれから長い時間をかけて。
もしかして答えはないかもしれない。
どっちに転んでも楽しみだ。
まとめという名の呟き
- 家づくりは素晴らしい。
- 数多の困難や葛藤もあるけど
- 家を建てられるという切符を
- 手にした喜びを噛みしめて。
- 家ができるまでの道のりも
- 家族の大切な思い出になる。
- 突き詰めるけど、肩肘はらず。
- 皆さまにとって、後悔のない
- 家づくりになりますように。