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【挑戦】ナラ無垢材をキッチン天板に採用!

チャレンジャーなママ

キッチンの天板をステンレスではなく無垢材にするのはどうかな

ビビりなパパ

えぇ!元々ステンレス天板に憧れて造作キッチンにするという話だったのでは?無垢材は水に濡れるとNGなイメージがあるのだが…。それをわざわざキッチンの天板に??

とある昼休みにこのようなLINEを夫婦間でしました。(その日の午後はどこか上の空でした…)

さて今回は、キッチンの天板をナラ無垢材に決めたお話です。

正直いまだにチャレンジングなことをしたな~と思いますし、長い目で見た時に果たして機能性に問題がないのか少し不安ではあります。

しかしながら打合せを重ねて納得して決めたのでそのやりとりをご紹介することで、もしもキッチンの天板を無垢材にしてみようかな、なんて個性的な考えをお持ちの方の参考になれば幸いです。

この記事を書いている人
  • 建築士事務所で注文住宅を建設中の30代夫婦(住宅業界とは無関係)
  • 2020年秋に土地探しからの家づくりを開始
  • お金のかかるキッチンを造作にするという無謀な夫婦
  • コの字キッチン(オール無垢材)を導入
  • こだわりの注文住宅は2021/11引渡し予定
  • 過去の自分たちのように悩んでいる方に少しでも参考になればという老婆心

ちなみに、我が家はコの字キッチンを採用していますがそのことについては以下の記事でご紹介しています。興味のある方はあわせてご覧ください。(オーク材となっていますが、キッチン天板はナラ材になります)

無垢材のコの字キッチンを採用した2つの理由家の顔として無垢材のコの字キッチンを採用した理由をご説明。造作キッチンに興味のある方におすすめです。...

キッチン天板を無垢材にするということ

家づくりを始めた当初、キッチンを造作にすることはある程度決まっていましたがまさか天板を無垢材にするとは夢にも思いませんでした。

元々は、「ステンレス天板にしたいね~、厚さは2㎝~4㎝の薄目がいいよね~」と夫婦で理想を語り合っていたものです。

それがまさか…無垢材天板を採用することになるとは。

↓イメージ画像。シャッターストックから拾ってきたもので我が家のキッチンとは異なります

ここから先は、

キッチン天板を無垢材にすることについて

様々な面からご紹介していきます。

実際に家具業者から教えていただいたことを中心にご紹介しています。

業者(人)によっては捉え方や考え方に違いがあるかもしれない点、ご容赦ください。

今回、キッチン天板としてご提案いただいた素材は以下の通りです。

  1. オールステンレス
  2. ナラ無垢材
  3. 栗無垢材
  4. ナラ集成材

コスト面

高い順に並べると、

①オールステンレス>②ナラ無垢材>③栗無垢材>④ナラ集成材

無知な夫婦

無垢材が一番高いかと思っていたわ

イケてる家具業者

ステンレスが一番高くつきますね。今回、厚さも限りなく薄くしてほしいとの要望ですのでそれを考慮するとこの順番になります

ナラ材は聞いたことあるけど栗はなじみがなかったな~。色々あるもんだなと感じました。

①~④のざっくり金額をお伝えできれば有益なのですが、そこまでは情報を持っておらずお伝えできません。申し訳ないです。

耐水性

水に強い順に並べると、

①オールステンレス>③栗無垢材>②ナラ無垢材>④ナラ集成材

栗は無垢材のなかでは非常に耐水性に優れているようです。

ただ、ナラ無垢材もウイスキーの樽に使われるくらいなのでなかなか良い。

集成材は、木材自体はなかなか良いが製造工場によってムラがある可能性を否定できず、かつ木口方向の接着には課題があるよう。

無知な夫婦

なるほど。栗という選択肢もありかもしれない。けどリビングの床材はオーク材なんだよな…

メリット・デメリット

以上を簡単にまとめると、

コスト面耐水性見た目(主観)短所
①オールステンレス〇(カッコいい)
②ナラ無垢材◎(木目が美しい)水染み
③栗無垢材
④ナラ集成材

結局何がいいんだよ!!

そんなツッコミをしたくなるような分かりにくい得失表が出来あがりました。笑

仕事でこんな表を作ったら怒られますね、きっと。

という冗談はさておき、最終的な我が家の判断基準は次の通りです。

経年変化を楽しみたいから無垢材にしよう!

栗も気になるけど木目が美しいナラにしよう、オーク床材との相性も良いだろうから。

結局見た目かよ、適当だな~と思われた方もいると思います。

はい、ズボラな夫婦なので最後は感覚で決めました。(ズボラならオールステンレスにしろよ、というツッコミは聞こえません)

メンテナンス方法は、「とにかく濡れたままにしない!」それに尽きるとのこと。

まとめ:壮大な実験開始

  • マイホームを通じて家具業者の壮大な実験が開始されるような気がしないでもない
  • けどそれも何か楽しいからアリ
  • どんな風に経年変化(汚れ?)するかワクワクする
  • 今のところ無期限でメンテ対応をいただく予定
  • とことん考えて決めたことなので
  • 後からなんかトラブルがあっても笑って過ごしたい
おまけ

ブログを立ち上げた理由の大きなひとつに、この経年変化を記録として残したいという点があります。2021/11から住み始めるので、味がでるのはまだまだ先ですがレポートしていく予定です。もしも、ひどい水染みができてにっちもさっちもいかなくなったら、その時は笑ってやってください…。