今回はサッシについて。
住宅の性能について光が当たりつつある昨今。
その性能の高さから、人気を博しているのがAPW430です。いわゆるトリプル樹脂サッシ。
今回は『APW430は「絶対に」結露しないのか』という怪しいテーマについて書きます。
勘のいい方ならこのタイトルだけでお察しかと。
そう、「絶対」とか付いたらその逆になりますよね。※マークシート形式で消去法をする場合、完全否定系はラッキー問題です。
それはさておき、内容としては、実際に住んでみての感想をツラツラと書きました。
予めお断りしておくと、APW430の性能は素晴らしいと思います。決して貶めるような意図はありません。今でも採用して良かったと思っています。
総合的な数値を出せないままに感想レビューを書くのは卑怯かもしれませんが、『結露する=サッシの性能以外(気温湿度の内外差など)がある』点も踏まえつつ、ご笑覧ください。
結論:結露する時もある
では早速結論から。
状況によっては結露します。
まぁそりゃそうですよね。全く結露しません!の方が嘘くさい。
どんな状況か、は後述します。
まず「結露」ってどんな時に起きるのか。
①空気が冷えて飽和水蒸気量が小さくなる
②空気が含んでいる水蒸気量>飽和水蒸気量
③水蒸気が液化(凝縮)
④窓ガラスやグラスなどの表面に現れる
いや、ムズい。
私も完全には理解してませんが、おそらく
- 室内外の気温差
- 湿度の高低差
- 空気の循環具合
これらによって引き起こされます。
我が家で発生した状況
我が家でも何度か結露が発生しました。
ただ、旧宅(分譲MS)に比べるとその頻度は雲泥の差。
ほとんど発生しないと言ってもいいです。
なぜか。
APW430だから。
抽象的すぎますがそう思います。
APW430とはYKKAPさんの商品で、トリプルガラス&樹脂サッシのことです。
熱貫流率が低く、高性能住宅向きと言われています。
導入に向けて揺れ動いた日々は以下の関連記事をご覧ください。
全窓をAPW430にしても、寝室(8畳ほど)で以下の条件で寝ると、何度か結露してました。全て冬の話ですけどね。
・暖房稼働
・加湿器ガンガン
・サーキュレーター不使用
寝室以外では結露しないので本当に優秀。
他の商品事例はないのか
ここまで書いていて、ふと他の商品を使用されている方の体験談について、非常に興味が出てきました。
元々、当ブログでは家づくりをされる方にとって「知らなかった」を減らしたい!というテーマでやっております。
そのため、結露について書いている記事ないかなと探していました。
サーモスⅡに関する記事
すると、こんな記事を発見!
【結露出現】窓サーモスⅡ サッシの謎の隙間についてLIXILに聞いてみた | 注文住宅DEえらい目 (eraime.blog)
サーモスⅡに関する記事です。
えらこさんという方が執筆されているようで、快く掲載の許可をいただきました。
ここには、結露発生のうんぬんだけではなく、サッシの隙間について画像付きで書かれています。
ぜひサーモスの窓を検討している方はチェックしてくださいね。
結露と向き合う
話は変わり、結露って何でしょうね。
発見した時の「あちゃ~」感。
夏真っ只中の今。
冬型結露よりも、夏型結露の方が気になる今日この頃。
性能の良い家にしようと、高気密高断熱にばかり目を向けがちですが、絶対湿度を意識したバランスのよい家も大切。
そんな我が家は、残念ながら夏型結露に弱い気がしています。
ほんと、家づくりって難しいですね。
まとめという名の呟き
- おはよう!今朝結露してたで
- 朝一で、この一言はしんどい
- そんなことで夫婦喧嘩もした
- しょうもなすぎて笑えるけど
- それほど結露に神経質だった
- けど果たしてそれがいいのか
- これから家づくりをする人へ
- 結露しない家を目指すことは
- 全然いいと思うけど入居後は
- 仮に発生しても向き合い方を
- 考えた方が良いと思います。
- 結露が躯体に及ぼす悪影響も
- あるかもしれないけれども、
- 気にしすぎるのも体に毒よ。