ここだけの話、これから新しい分譲マンションがどんどん建ちます。
①最寄り駅まで徒歩3分だけどやや狭い(少し高い)
②最寄り駅まで徒歩20分だけどやや広い(お値ごろ)
どちらが気になりますか?
悩みますよね。
やり手の営業マンが言うところの①の分譲マンションに私たちは住んでいます。
今回は、新築戸建てについてではなく「またマンションを買うなら」という視点からマンション選びの参考になればという気持ちで執筆します。
私たちの住むエリアでは、猛烈にマンションが増えてきており②に近いマンションも徐々に増えてきました。(立地のよい①のようなマンションを建てられる土地が物理的にない)
新築への住み替えに伴い現在住んでいるマンションは売却しますが(賃貸も考えたけど面倒くさがりが発動してしまった)手放すのが惜しいほど快適な生活を送っています。
何が快適だったか。それは「立地が素晴らしいから。これに尽きます」といえるほど、マンションのメリット=立地の良さということを身に染みて感じました。
- 実際に立地全振りマンションに住んでいる30代夫婦が感じたメリットについてご紹介
- マンション購入を悩んでいる方に向けてのアドバイス
- 実際に立地の良いマンションに住んでいる30代夫婦(住宅業界とは関係ありません)
- 新幹線が停車する主要駅まで徒歩5分以内の分譲マンションに住んでいる
- 引越し先であるこだわりの注文住宅は2021/11引渡し予定
- 過去の自分たちのように悩んでいる方に少しでも参考になればという老婆心
ちなみに、それだけ「マンション最高!」といっているのになぜ戸建てに住み替えするかの理由は↓をご覧ください。
結論:立地に勝る物件なし
- もう一度マンションを買うとしても「立地の良さ」を最重要視と…と思っている)
やはり戸建てに比べてマンションの最大のメリットは立地の良さだと感じています。
実際に立地が良いって素晴らしい、と感じている点を解説します。
立地が良い、との定義が難しく人それぞれかと思いますが、ここでは「市中心部(=主要駅)までのアクセスが良いマンション」という前提でお話しします。
何をするにしても徒歩圏内
マンションに引越してから、大きい荷物を持っての遠出(キャンプなどのアウトドア)をするとき以外はほとんど車を使いません。
主要駅に近い=何でも揃っています。
百貨店、デパート、家電量販店などなど、基本的に人が集まるところにできるので立地の良いマンションに住んでいる以上、それらの恩恵を享受できます。
個人的に最も便利だったのは、公共交通機関への乗り入れが非常に楽ということです。
最寄りの主要駅には新幹線が停車するので、徒歩数分で新幹線に乗り、ドアツードアで目的地に到着します。特に旅行帰りなどは最高です。大きいお土産や荷物などを持っていても歩いて家に着くのはノンストレスでした。(行きはテンション高いから多少駅まで遠くても多分苦ではない。笑)
あと、これは余談ですが雨の日に対するテンションの下がり方が違います。
以前住んでいた家は、最低でも2回乗り継ぎをしないと主要駅までこれなかった(しかも地下鉄などではない)ので、雨の日はテンション下がっていました。
立地が良いと数分しか外に出ている時間がないことに加えて、基本的に主要駅の近くは地下道や専用通路があって雨から逃れられます。これは地味に嬉しいポイントでした。
通勤時間が大幅に短縮
タイムイズマネーとはよく言ったものです。
「通勤時間が長い」ということが非常にストレスだったので、職場まで徒歩で行けるというのは何物にも代えがたいメリットです。(前は色々乗り継いで40分はかかっていました。今は歩いて10分です。)
これは各人の職場がどこにあるか、によりますが主要駅に近いマンションであれば公共交通機関も近いですし、いずれ通勤時間の短縮には繋がると思います。
多少値が張るマンションでも、このストレスが軽減されると思えば安い買い物に思えます。
※ここ最近はテレワークが進んでいるので通勤時間は気にしなくてもいい時代になってきてますね。これはこれで嬉しい。
売却時にも優位
それはそうですよね。
少しでも立地の良いマンションに住みたい方は多いです。
開発が進めば、もしかすると買った時より高く売れるというウハウハな状況になるかもしれません。
実際に私たちが売却に向けて動き出した時も、購入したいという方からの引き合いは強かったです。
結果、無事に相手も見つかりました。
そのため、個人的には築浅のいい物件が無いとなっても、少し築年数がたっているマンションを買ってリノベーションするのもありだと思っています。
現在、フルオーダーメイドでの家づくりをしていて感じますが、マンションのリノベも面白そうだなと。
- 床材を好きな無垢材の挽板にする
- 壁に漆喰を塗りたくる
- 壁を壊して開放的な間取りにする などなど
何でもできるな、と。
突飛なデザインにしなければむしろ他のマンションと差別化ができるので仮に売却するとしてもなかなか引き合いはあるのではないかと思います。(初期投資は必要です)
デメリット:商業地域特有の賑わい
もちろんメリットだけではありません。世の中そんなに甘くないですね。
立地の良い=商業地域であることが多いです。
商業地域とは:
商業等の業務の利便の増進を図る地域のこと。
工場などに規制があるほか、娯楽施設含めてほとんど全ての商業施設が規制なく建築可能。
つまり、外に出るとガヤガヤしてますよ、ということです。
もちろん部屋の中にいるときはガヤガヤしませんが、一歩外に出ると喧噪は感じます。そこが家なので否が応でも毎日喧噪を感じることになります。
以前、私たちのマンションを購入希望として内覧に来た方も、「立地の良さ<商業地域」となってお断りされた例もあります。
私個人的には、そこはトレードオフだと思っているので、利便性をGETするためには多少なりとも商業地域とともに住む覚悟はあってもいいのかな~と感じています。
何事もいいとこどりはないですからね。
まとめ
- 立地の良いマンションに住むと、通勤時間など「仕方ない」と今まで思っていた様々なストレスから解放される
- 外に出る=車に乗るという固定概念を覆すことができる
- 売るときも買い手が見つかりやすい
- 多少のガヤガヤとうまく付き合う必要あり