今回は、玄関タイルの話です。
素敵な商品を多く扱っている名古屋モザイクのコットメントを採用しました。
設計士と、色見などを入念に打合せをして仕上がりを確認。
見た瞬間のコメントがこちら。
あれ?期待していたサイズじゃない・・・
注文住宅ではありがちな、「認識の相違」「発注ミス」に至った顛末と、そのような悲しい状況に陥ってほしくないという想いで書きます。
決して、名古屋モザイクの発送ミスではなく、こちら側の認識相違による発注誤りですので誤解なきよう。
お時間許す方はぜひご笑覧ください。
名古屋モザイクのコットメントとは
まずは、我が家で採用したコットメントをご紹介。
そもそもコットメントとは何ですか、という方へ。
こちら、名古屋モザイクのHPより。
磁器質のタイルです。
生産国がイタリアというのは今初めて知りました。
ちなみに、めちゃくちゃかっこいいです。
毎日見る玄関だからこそ、お気に入りのタイルを敷設することにしました。
期待していたサイズと現実
そんな、素敵な商品である名古屋モザイクのコットメント。
我が家もウキウキで採用した訳です。
そう、あの日までは・・・。
期待していたサイズ
我が家は内装などの参考にインスタグラムなどを活用していました。
そして、気に入ったものがあればスクショして設計士や営業と共有しながら進めるというスタイルをとっていました。
これは、お世話になった建築士事務所がそのようなスタイルを推奨していたため。
今回もこんな感じがいいとスクショしてUPしています。
いいなと思った参考画像のコットメントサイズは
600mm角
実際に届いたサイズ
玄関タイルの仕様が決まりほっとした我々。
他にも決めることは山ほどあります。
仕様を鬼のスピードで決めていく中、玄関タイルのことはすっかり忘れていました。
そして、敷設完了。
一度、見に行きますか?
ルンルンで見に行きました。
結果、
あれ?期待していたサイズじゃない・・・
そこには
300mm角
が敷設されていました。
なぜサイズが違ったのか
期待していたサイズとなぜ相違したのか。
原因は完全に施主と設計士のコミュニケーション不足です。
サイズは大きく2つあります。300と600
我が家は600を採用しているインスタスクショをお渡ししていました。
しかしながら、設計士としては玄関タイルの一般的なサイズが300ということで、名古屋モザイクの型式は確認したものの、600という認識が無かったよう。
確かに対面の打合せで、サイズまでしっかりと確認した(された)記憶もなく、こちらにも落ち度はあるかな~とも思います。
ただ、正直言って、いやいや勘弁してよとは思いました。
600サイズのタイルに憧れていたので消沈ぶりは半端なかったです。
今でも、車で見に行って、タイルを見た瞬間のあの言葉が忘れられません。
あれ?期待していたサイズじゃない・・・
施主側の責任
正直、なんでやねんと思うことはありましたが、もう時間がありません。
玄関タイルの張り直しは大変ですし、何より、再度取り寄せしてると引渡しに間に合いません。
追加費用出してでもいいから変えてくれ。
と伝えるつもりでいましたが、家族で話し合って、300角のまま行くことにしました。
こちらとすればスクショを渡しているからOKとばかり思っていましたが、やはり念押しの確認が必要でした。
特に、玄関タイルなどを決めた時期というのは、あらゆる項目を鬼速度で判断する必要がありました。
設計士は他にも複数顧客を抱えているので、こちらの比にはならないほどの忙殺具合。
対面の打合せ時に、念押しで「600角ですよ」というべきでした。
家づくりをされる方へ
これから家づくりをする方へ。
全て議事をとるなどはなかなか現実的ではありませんが、最終的に仕様決定する際は口頭でさらっと決めるのではなく、カタログ等でしっかりと相互確認してください。
「そんなの当たり前」
と思うかもしれませんが、意外と打合せ後半になると、そこの確認が疎かになりがちだと私は感じました。
それほど、バタバタ感が半端ないです。
後の祭り、とならぬよう、多少しつこいと思われても確認してください。
まとめという名の呟き
- 絶望したあの日から半年
- 今は気に入っています。
- 300角も悪くないです。
- 今回の件、一番伝えたい
- ことは、スクショは参考
- 程度にして、カタログで
- 品番のほか、サイズ確認
- も確実にしてほしいと。
- 「当たり前」のズレは怖い