ママ
マンションの時はそんなに気にならなかったけど、せっかく注文住宅を建てるのであれば日当たりが良ければいいな。土地を買うとすれば、やはり南向きがいいのかしら。
設計士
日当たりは間取りを工夫することで対策もできますよ。南向きでなければいけない、という訳ではないです。
これから長く生活するうえで「日当たり」というのは気になりますよね。
特に戸建ては気になります。
- 一日中、サンサンと降り注いでほしい!
- 陽ざしは朝だけでいいな~
- そもそもそんなに日射取得したくないかな…
などなど、色々な方がいると思います。
ただ、多くの方は、「日照・採光をしっかりと取得したい」と思っているのではないでしょうか。
そこで今回は、
私たちが土地を購入する際、「日当たりで優先したこと」をご紹介
- 土地を購入し注文住宅を建てた普通の家族が「日当たりで優先したこと」を紹介
- 「へぇ~、そんな考えの人もいるんだ」と思っていただくのが目的
- 目新しいことやタメになる内容ではなかったらすみません
- 建築士事務所で注文住宅を建てる
- 注文住宅は2021/11引渡し
- 朝日が好き
- 夕日も好き(西日は不要)
- 少しでも参考になればという老婆心
日当たりを意識して最優先にしたこと
繰り返しになりまが、私たちは今後長く住むであろう戸建において日当たりを重要視しました。
特に最優先にしたこと。
それは朝日をいかに取り込めるか、です。
分譲マンションに4年間住んで感じたこととしては「朝日って偉大」ということ。
アクセスは抜群でしたが、お世辞にも日当たりがいいとは言えないマンションでしたので、戸建てでは日当たり(特に朝日)をたっぷり取り込める土地を指向しました。
朝日サンサン、西日カット!
それでは詳細に関して。日当たりで優先したことは以下の通りです。
- 朝日をたっぷりと取り込む
- 西日は極力取り込まない
- 夏の高いところからの日はカット
この望みを叶えるために、私たちは複数候補地のなかから「(東南東寄りの)南東向き」の土地を購入しました。
具体的には、東面と南東面が約5ⅿの道路に接しており、南西面には同時期に新築が経ちました。
したがって、
- 朝日を遮るものは何もない
- お昼過ぎまでは1Fも日照が確保
- 夕方からは隣の家によってブロックされる
という見立てです。
(あくまで見立て。住んでみて全然違う!!となる可能性有)
入居から半年が経過しました。答え合わせをします。
・朝日を遮るものは何もない
⇒大正解。朝日サンサン
・お昼過ぎまでは1Fも日照が確保
⇒大正解。今の季節は15時過ぎまで日照確保。最高
・夕方からは隣の家によってブロックされる
⇒及第点。西日はそれなりに入ってくる
南東向きではなく南向きでもよくない?
はい。
南向きでもいいし、何なら真東向きの方が朝日サンサン、西日カットを叶えられるかもしれません。
しかしそこまで方角全ぶりという考えはなく、むしろバランス重視なので南東向きがちょうどいいなと思いました。
正直に言うと、方角全ぶりだとなかなか土地探しに苦戦するかなと感じつつあったのも理由の一つです。
少し脱線しますが、実際に設計士さんと話を進める中では次のような話もありました。
絶対南向き!という方もいますが、南向きを優先するあまり大通りや人通りの多い面がリビングになってカーテンも開けられない。。なんて例もあるようです。
正解は家族の数だけあるといったところでしょうか。
方角だけで良しあしを判断せずに、何を叶えたいか、考えることが大切だと学びました。
夏の高角度な日射を遮りたい
これは現在進行形で相談中なのですが、どうにかして夏の日差しを遮りたいなと思っています。
トリプルガラスを採用していますが、暑いの嫌なので。
一般的には、軒を長くとるなどの手法がありますが我が家はそこまでの長さがなく、これは夏暑いかなと今更さながら悩み始めています。
そこで、窓の上につける庇について相談中です。
増額幅にもよりますが、南面の窓だけはつけようかなと思っています。
庇を付けました!(2021/8/17更新)
まさに懸念として当時書いていた「軒と庇」に関して。最終的に、2Fの南面窓には庇をつけることにしました。詳しくは下記の記事を参照ください。
日射をあえて遮断するという選択肢
今回はどうやって陽ざしを取り込むかという点が主題。
そのために、南東向きの土地を購入し、日をたっぷりと取り込む予定です。
がしかし、
実はあえて日射を遮蔽するという考えもあります。
なぜかというと、
日射サンサン=日射熱モリモリ
となる可能性があるから。
陽の明るさは取り込みたいが、日射熱は極力回避したい。
色々と学ぶうちにそのような考えになりました。
そして、我が家で導入するYKKAPさんのAPW430(トリプル樹脂サッシ)では、ガラスに種類があって、日射取得か日射遮蔽を選べます。
我が家は、全ての窓を「日射遮蔽型」にしました。
光は取り込むけど、熱はブロック。
すったもんだあった経緯は、以下の記事にまとめています。(誘導ばかりですみません)
日射シミュレーションの凄さ
間取りの検討中にやってもらった日射シミュレーション。
入居してみて驚きました。
なんとシミュレーションのイメージに非常に近い結果。
光の入り方を、夏至や冬至など様々なパターンでシミュレーションしました。
今、春に近づいていますが、あまりにもイメージ通りでにやけています。
太陽ありがとう。
設計士さんありがとう。
近隣住戸の状況をシステム登録することで365日24時間の日射シミュレーションをすることが可能です。私たちは実際に設計士さんに作ってもらい、理想が叶えられそうかを考えながら間取りを作ってもらいました。
現在家づくりを始めた方は、担当営業に聞いてみてもいいかもしれません。
(参考)土地をどのように活かすか
今回は新築住宅の土地購入における優先事項を記載しました。
ただ、土地ってその活用方法が様々ですよね。
農作物をする方、最近だと太陽光を置く方などなど。
もし、どうしていいか分からんという土地があればプロに相談するのもいいかもしれませんね。
ご参考まで。
氏名などの入力はなく、TELだけのようです。
結論:太陽光の良いとこどり
- 日当たりは、確かに大事
- 日照権という言葉があり
- 法廷で争われることも有
- けど
- 神経質にはなりたくない
- 万が一
- 思い通りに陽が入らなくても
- 思っていた以上に暑くても
- それらを受け入れたい
- 太陽の良いとこどりを目指して
- 個人的には
- 朝日をサンサンと浴びるだけで
- 大満足
- だから南東角地を購入しました