せっかく注文住宅で家づくりをするなら、キッチンにこだわりたい。SNSで「コの字キッチン」を見て気になるけど実際に採用した人の意見を聞いてみたいな。
今回はそんな悩みをお抱えの主婦に、少しでも参考になるような記事を目指します。
実際に無垢材のコの字キッチンを注文住宅で採用した夫婦が、なぜコの字を選んだのかをご紹介します。
ちなみに、私たちは天板含め全面無垢材のコの字キッチンにしました。
- コの字キッチンを採用した理由
- キッチンという水回りにも関わらず無垢材にした理由
上記についてご紹介します。
- 建築士事務所で注文住宅を建設中の30代夫婦(住宅業界とは無関係)
- 単価が高めなキッチンで造作に手を出してしまう冒険者
- しかも全てを無垢材にするという振り切った冒険者
- こだわりの注文住宅は2021/11引渡し予定
- 過去の自分たちのように悩んでいる方に少しでも参考になればという老婆心
無垢材のコの字キッチンを採用した2つの理由
それでは早速結論から。
- キッチンを中心に家族のコミュニケーションを取りたい
- 自然素材の経年変化を楽しみたい
詳しい理由を以下で説明します。
①キッチンを中心に家族のコミュニケーションを取りたい

今回家づくりをするにあたって、どこを重点的にこだわるかを家族で話し合いました。
その際、「より長い時間を過ごす場所」にこだわるという結論に至り、それがキッチンでした。
古い考えですが、家族を養う一家の大黒柱が父親であるとすれば、家族の健康や生活を日々支えてくれているのが母親です。便利家電が普及したとはいえ、母親が1日のうちキッチンにいる時間は非常に長いと思います。
そのため、少しでもテンションがあがるような場所にしたいと考えました。
加えて、私たちのなかで「家族での食事の時間」というものは大切にしたいとの想いがありました。
もちろん思春期などの反抗期に家族で会話をしたくない、という気持ちが芽生えるのは仕方がないのですが、極力食事(特に夕食時)には家族が集まって今日何あったかを共有したいものです。
ここまで読んで、「別にコの字キッチンである必要ないのでは?」と思った方。その通りです(笑)
ダイニングテーブルを設けて、そこで一家団欒おしゃべりをすればよいと思います。
キッチンとダイニングを兼用する
という荒業に私たちは出ました。※1Fのうち、コの字キッチンの占める割合がなかなか大きくてキッチンハウスみたいになってます。
食事中だけでなく、食事を作っている時間や片づけをしている時間も家族のコミュニケーションが取れる場所。居心地のよいワクワクする場所にしたいとの思いでコの字キッチンを採用しました。
自然素材の経年変化を楽しみたい

ここから先はキッチンという水回りにも関わらず「無垢材」を採用した理由です。※上記画像はあくまで例として拾ってきたものであり、我が家(オーク材)とは全くテイストが異なります。
無垢材とは接着剤を使わず製材品としてそのまま利用する木材のこと。
簡単に言うと複数の製材をくっ付けていない自然かつ本物の木。
水回りにも関わらず冒険した理由は、タイトルの通り「自然素材の経年変化を楽しみたい」というものです。
自然素材の経年変化を楽しむことが好きな方は多いと思いますが、こと水回りになると
- メンテナンスが大変
- 水のシミができたら嫌
などの理由で採用をためらう方が多いと思います。私たちも最初はそうでした。
我が家は自然素材の家をテーマにしており、漆喰壁などを採用しています。
そこでキッチンも大好きなオーク材のキッチンにしたいとスタートしたものの、
「天板(=キッチン最上部の食材を置いたり料理を作ったりするところ)だけはステンレスにしよう!」と仕様が確定する寸前まで思っていました。
しかし、少しずつ無垢材の天板に興味が出てきたころ、造作家具を作ってくれる業者の方から
確かにキッチンの天板に無垢材を使う方は多くないですが、味がでて面白いですよ。
私自身、コの字キッチンで無垢材を導入した経験はないのですが、個人的に非常に興味がある(やってみたい)ので長いお付き合いをさせていただきます。
という言葉をいただいて気持ちがグラグラと揺れ動きました。
費用としてはステンレス天板>無垢材なので、決して利益目的の発言ではないと思います。
自然素材が好きな私たちにとってメンテナンスは苦ではなく、むしろ多少の汚れも味になるそんな無垢材のキッチン素敵!!となりました。(元々、やや変わりものです)
ちなみに無垢材の場合、本物の木なので多少の傷や汚れはやすりで削ってしまえば終わりです。
メリットデメリット(入居前の時点)
まだ実際に使用していないので、あくまで想定ですが「無垢材のコの字キッチンを採用する」メリットデメリットを記載します。なかば強引なものもありますが、あくまで個人的な見解ですので悪しからず!
メリット
- 無垢材の木の風合いや表情を楽しめる
- メンテナンス含めて手をかけることで無垢材の経年変化とともに時の移ろいを感じられる
- キッチンで料理する姿を身近に感じることで感謝の気持ちがいつも以上に湧く
- 子どもが一緒に料理に参加してくれる可能性が少しあがる
- その結果、家族のコミュニケーションが増える
- 父親も家事に参加せざるを得ない空気になる
- 唯一無二のキッチンになり愛着がわく
デメリット
- 濡れたらすぐに拭くという作業が面倒くさい
- メンテナンスが思っている以上に大変
- 自然の木なので部分的に色が変わるなど思ってた経年変化とならない。
- キッチンがごちゃごちゃの場合、部屋全体が汚く見える
- コの字の角の部分がデッドスペースになる
- 造作になるので一般的なものに比べて費用がかかる
- 鍋をする時が少し大変
まとめ
- コの字キッチンは家族のコミュニケーションが取りやすい(はず)
- カフェのようなおしゃれな空間(整頓できる場合に限る)
- コの字キッチンでもやや冒険しているのに、天板まで無垢材にするのは大冒険
- 家族がどのような家、生活をしたいかに尽きる
- とことん話し合って採用したので、家族みんなでメンテナンスする
- 結局は住んでてワクワクする家にしたかった