き、、決まらん。間取りが決まらない!ここはこんな感じにしたいと伝えてみるか。もう何度目か分からない…。
それではご要望を反映してみますね。(何度目だよ…)
私たちは間取り迷子になりました。
イケてる設計士が書いてくれた間取りを見てもしっくり来ずに、何度も間取りを書き直してもらう。
そんな日々を過ごしました。
そこで今回は、私たちがなぜ間取り迷子に陥ったのかその理由と、感じたことを書きます。
そこから何か気付きを得てもらえれば嬉しいです。(我が家も一緒でした!という共感を含む)
- 間取り迷子に陥った理由をご紹介
- 10回以上間取りを書き直してもらった結果、感じたことを書きます
とある優柔不断な家族の反省会にお付き合いくださいませ。
- 建築士事務所で注文住宅を建設中の30代夫婦(住宅業界とは無関係)
- こだわりの注文住宅は2021/11引渡し予定
- 2階建て、建物延べ32坪程度のコンパクトハウス
- コの字キッチン(オール無垢材)を導入
- 過去の自分たちのように悩んでいる方に少しでも参考になればという老婆心
(ご参考)
間取り迷子になったやつのオススメなんて聞けるかぁ!!なんて言わずにご覧くださいね
なぜ10回以上も間取りを書き直してもらったか
それではなぜ何度も書き直してもらったかを一言でいうと、
しっくりこなかった
これに尽きます。
(………)
よく、「優秀な設計士は一発で施主の心の奥底にあるニーズに気付き、最高の間取りを提案できる」みたいに聞きますが、そんなことないと勝手に思っています。
特に、私たちのような優柔不断かつ変なこだわりがたくさんある家族ではどんなに優秀な設計士でもそんなにすんなり進むことはないかと。
したがって、誤解の無いように言っておきますが
設計士は全く悪くない
です。こちらがわがままだっただけ。
むしろ、度重なる変更要望に付き合っていただき心から感謝しています。
改めて建築士事務所にお世話になってよかったなと感じています。(HMで家づくりをしている人から、間取り打合せは数回のみと聞いたことがあるので)
それでは、なぜしっくりこなかったか。その理由を自分たちなりに分析したのでお伝えします。
①リビングとキッチンの関係
最終的に何がしっくり来て間取りを決めたかというとリビングとキッチンとの関係です。
我が家は1Fの中でも特にキッチンには力を入れようと考えていました。
「力を入れる=キッチン設備の充実」にばかり目が向いていて、キッチンで過ごす快適な空間とは何ぞや、といった点にまで気が向いていませんでした。
元々決まりかけた間取りイメージが次の通りです。
十分素敵ではあるのですが、何かしっくりこないな~という感じでした。(この時点ですでに5回ほど書き直してもらっている)
キッチンにいながら家族との距離が近く感じられて、会話もしやすくて…。
そうだ!コの字キッチンなんてどうでしょうか。
コの字ですか!面白いですね(この前言うてたんとちゃうやん…)
そんなやり取りから出来あがった間取りがこちら。
明確なダイニングスペースは設けずに、キッチンとリビングダイニングが一体となっています。
これだ!ということで間取り迷子から脱しました。
ふぅ。何とかなったか。
②日当たりの問題
南東から真南は私道に面しているものの、真南から南西にかけて隣家が建ちます。
しかもほぼ同時期に建つことから、どんな大きさ、形の家かが分からず日照に不安を抱えていました。
そんな時、
隣家が一般的なお家と想定して日照シミュレーションできますよ。土地の形からだいたいの位置も推測できますし。
すごい!ぜひお願いします!
これが悲劇の始まりでした。
結果、日当たりを気にしたがために何度か間取りを書き直すことに。
最終的には隣家の図面を入手して、あまり日照には影響がないことが分かったためそれまでの懸念は杞憂に終わりましたが何度か書き直してもらいました。
余計なこと言わんかったら良かったな…
なんて思っていないことを祈ります。
③子ども部屋の広さ
これはあるあるかもしれませんが、子ども部屋を大きくするか小さくするか問題です。
最終的には5畳ちょいの小さめで落ち着きましたが、紆余曲折ありました。
そもそも明確に壁で仕切るか、子ども部屋の収納はどうするか、など二転三転した結果何度か間取りを書き直してもらう羽目に。
まとめ:迷子になったら素直に迷子宣言をすべし
- 迷子になってます!と伝えることで設計士がよりそってくれる
- ドヤ顔で何度もプラン変更を伝えるよりは遥かにマシ
- モヤモヤしたまま進める必要はない
- そのためにも「何が」モヤモヤの原因かを突き止める必要あり
- 正直言うと
- 最初から「ハッとするような間取り」を提案してもらえると思っていた
- しかし設計士はあくまで「生活に即した間取り」を提案してくれる
- そのため
- 設計士が完璧な間取りを作ってくれる
- ではなく
- 一緒に作り上げるという気持ちが大事